子どもができない私に義母は冷たかった。顔を合わせば「まだできないの?」という言葉。私はただ、跡継ぎを産むための道具のようになっていった。夫は相変わらず優しかったけれど仕事が激務になって行き、お義母さんのことで悩んでいても相談するタイミングを少しずつ失っていった。
前回の話
夫に離婚を切り出された私[3-2]厳しい義母の言葉と仕事が忙しい夫
一向に妊娠しない私に義母は冷たい。「病院に行ったの?行ってないならさっさと行きなさい!」義母からの言葉が私に重くのしかかる。
どうして私には子どもができないの。子どもができないと私はここにいる意味がないの?この頃ツカサの出張が多くなってきた。泊まりの日も多くなった。帰りも遅くなった。
検査結果の当日。仕事は調整して一緒に行くと話していたのに、「ごめん。ひとりで行ってきて。結果だけ教えて。」と仕事に向かった。
ツカサは今が一番大切な時期。私ひとりでも大丈夫。そう思いながら病院に行った。
その結果は思いもよらないものだった。この結果をツカサに話すべきか?どうしよう。でも・・私はこの先もツカサと一緒にいたい。どんなことがあっても・・。
ママ広場オリジナルマンガ「夫に離婚を切り出された私」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。