小学校への登校は、地域によっては集団登校だったり、個々での登校だったりするようです。お友達と一緒に学校に通うのは楽しいけれど、トラブルになってしまうこともよく聞きます。今回は近所の友達とふたりで登校することになった小学1年生の息子さんのお話です。
自己中ママ友が無理すぎる[1]本末転倒じゃない?登校の約束
シンゴくんの通う小学校の地域は、集団登校ではなく個々で学校に行くスタイルだったようなのですが、
「ナオキくん、おはよー!」
「おはよう」
小学1年生になったシンゴくんとナオキくん、
毎朝待ち合わせの時間を決めてシンゴくんがナオキくんの家に寄り、ナオキくんの家から一緒に歩いて登校する約束をナオキくんママとしたのでした。
最初のうちは、待ち合わせもうまくいっていたようで、
「学校どう?朝はちゃんと行けてる?」とママがシンゴくんにたずねると、
「うん!ナオキくんと一緒に学校に行くの楽しい!」とうれしそうに答えるシンゴくん、
その姿を見てママも安心していたのですが・・
しばらくすると・・
「ナオキくん、いつも出てくるのが遅いから・・遅刻しそうになるんだ」
とシンゴくんがママに言うようになりました。
それを聞いたママは、
学校にはギリギリだけど間に合ってるみたいだし・・ナオキくんママと揉めるのも避けたいし・・
と、気がかりではあったものの、様子を見ることにしたのでした。
ところが・・
「ママ・・今日は遅刻しちゃった・・。」とシンゴくんに言われ
「えっ?どうして??」と驚くママ、
「ナオキくんの準備ができてなくて・・」というシンゴくんに
「『先に行くね』って言わなかったの?」とママがたずねると
「だって・・待っててって言われたから・・」とシンゴくん
待っててって言われても・・
遅刻しないように一緒に行ってるのに、これじゃ本末転倒じゃ・・
と思ったママは、ナオキくんママにすぐにメールを送りました。
「ナオキくんママへ。 遅刻しそうになったら先に行かせてもらうね」
そしてシンゴくんに
「次遅刻しそうになったら『先に行くね』って話してから1人で学校に行ってね」
と伝えました。
その後、問題なく通えていると思っていたのですが・・。
続きます
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:めめ
めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。