アサヒくんのなくなった恐竜消しゴムと同じものがダイヤくんの筆箱に・・おどおどした様子から、確証はないけど・・とモヤモヤが止まらず、仕事から帰って来た夫に相談したのですが、「たかが消しゴムだろ」と軽くあしらわれてしまい・・誰に相談したら良いかと思っていたところ、偶然、アサヒの同級生ゆりちゃんのママに会いました。すると突然「アサヒとダイヤくんって仲良しだったよね?」とたずねたかと思うと「言いにくいんだけどさ・・家のものとか・・なくなってない?」と言われて、心臓が・・!!
[10完]子どもの友達が苦手。それ、私の・・・。|ママ広場オリジナルマンガ
偶然出会ったゆりちゃんママに突然
「言いにくいんだけどさ・・家のものとか・・なくなってない?」
と聞かれて思わず
「え・・どうしてそれを?」
と聞き返したところ、
「やっぱり・・!実は・・この前うちにもダイヤくんが遊びに来たんだけど・・」
と話し出して・・どうやら、ものがなくなっていたのは家だけではなかったようで・・
ゆりちゃんママとは、「お互い気をつけようね」と話して別れたのですが・・
それからは、ダイヤくんが家に遊びに来た時は、ゲームをしている時でも、宿題をしている時でも・・常に一定の距離感で目を光らせることにしました。
この厳戒態勢のおかげか、被害はかなり少なくなったのですが・・
毎回見守り続けることと、「やっぱりダイヤくんだったってこと?」と考えて気疲れしてしまいました・・。
それからしばらくして・・
ダイヤくん一家は引っ越していきました。
ふと、引っ越し会社のトラックに荷物を運ぶダイヤくんママとダイヤくんの姿が部屋から見えたのですが、
ダイヤくんママが髪を結んでいたシュシュ・・あれは・・私の・・
そう、あのシュシュは・・私が夫からもらったプレゼントでした。
いつも、ダイヤくんには振り回されてばかりだったけれど・・
息子アサヒの大親友ということもあり、キツく言えずモヤモヤしていました。
「ダイヤくん・・ぐすっ」
ダイヤくんが引っ越してしまって、アサヒはとても寂しがっていたけれど・・
「大丈夫、きっといつか会えるよ。」
「うん・・。お手紙書く・・」
涙を流しながらダイヤくんにお手紙を書くと言う息子の隣で・・
正直・・ホッとしている私がいます。
[完]
【新連載】次回ママ広場オリジナルマンガは「小学生女子の恋愛トラブル」です。
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※ストーリーは体験者の話を元に作成していますが、登場人物や団体名は仮名で作成しています。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画] 和栗ぐり
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。