<感覚過敏>何がいや?ワガママ?戸惑いしかない[2]|3歳娘パンツが履けなくなったあの日から。ママ広場マンガ

前回のお話

このお話は、私と娘の体験談であり、感覚過敏(触覚過敏)に対する対処法など医学的根拠に基づくものではありません。
あくまでも一個人の体験談としてご覧いただけると幸いです。

[2]<感覚過敏>3歳娘。パンツが履けなくなったあの日から。|気が狂いそうになった私と辛かった娘の話。

娘は、3歳ごろから、パンツ(下着)が履けなくなりました。
『お股がいや。気持ち悪い!!』と言って、着替えの時に、癇癪が始まるのです。
手が付けられないほど、暴れるのです。




1歳のころから通っていた保育園。
今までこんな暴れることはありませんでした。

私にも仕事がある。保育園を休ませるほどの有休は残っていない。
実家も義実家も遠く周りに頼れる人はいませんでした。

会社に行く時間が迫り、暴れまわる娘にパンツを無理やり履かせ、泣いて大暴れしている娘を暴れたまま保育園へ連れて行く。
これが毎日の日課になりつつありました。
何度か会社も遅刻しました。娘が着替えを嫌がって・・と伝えても、
言い聞かせれば?娘ちゃんに着たい服を選ばせたら?と言われていました。
私も、この体験がなければ同じことを伝えていたと思います。

この暴れる姿は、通常とは違う。
感覚過敏という言葉を今ほど目にすることがなく、私自身も知らなかった当時、この状況をうまく周りに説明することができませんでした。

ただ、大暴れしながら保育園に行ってもお迎えに行く頃には「楽しく遊んでいましたよ。」と先生から言われていました。
気にならなくなってしまえば癇癪も治まり何事もなく過ごせるようでした。
これも私を混乱させました。我慢できるのでは?そう思ってしまった・・・。

ただただ、毎日のお着替えの時に必ず30分以上大泣き。
気をそらせようとしますが、数分我慢できてもすぐに気になり大泣き。。

娘は、本当にイヤなようでした。
でも何がイヤかわかってあげられません。

『お気に入りのパンツを探しては?』
『タグが気になるのでは?』
『素材が嫌なのでは?』
『足のゴムが締め付けるのでは?』
ママ友に聞いたり、ネットで検索したり・・・。
『オムツに戻してもいいかもしれない』と思いましたが
本人は、パンツはお姉さん。
と強く思っていて、それはイヤ!絶対イヤ!と言われできませんでした。

なんとか、解決して、娘が嫌がらないようにしたい。
その時はそう思っていました。

[3]へ続きます。

ママ広場オリジナルマンガ「<感覚過敏>3歳娘。パンツが履けなくなったあの日から。」は毎日更新します。
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※この物語は実話を元にしたフィクションです。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

原案 yui 脚本 ママ広場編集部 編集・作画 めめ

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

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